ふすまには和襖(わぶすま)と戸襖(とぶすま)があります。
※それ以外にもありますが、ここでは割愛します
和襖…ふすまの周りに付いている縁(黒色、茶色等)が外れるタイプ
押入れ、和室と和室の間によく使われます
戸襖…べニア板の片面にふすま紙が張ってあるタイプ
和室と洋室、和室と廊下の間によく使われます
それでは、ふすま張替の様子を見てきましょう!
まずは、ふすまの縁(枠)を外します
上側と下側の縁はバール&金づちで外します
右側と左側の縁は、金づちで縁の先頭部分を叩くことで
スライドし、あるポイントで外れます
縁の取外しが終わったら、バールを使って引手を外します
こんな感じで、ふすま本体、縁(上、下、右、左)、引手がバラバラになります
張替る襖が複数枚ある場合は、まとめて取り外します!
右奥に見えるのが、ふすまの縁ですね~
ふすまの大きさは、同じ家の中でも場所によって異なるため、
張替対象のふすまにあったサイズで、ふすま紙をカットします
ふすま紙を裏返して、その上に張替対象のふすまを置いて、
アクリル定規&カッターを使ってカットします
絵柄がついたふすま紙の場合は、絵柄が真ん中にくるように
カットします!
ふすま紙を濡れたスポンジを使って、まんべんなく濡らし
糊を付けます
ふすま本体に、新しいふすま紙を張っていきます
新しいふすま紙を張った直後はしわがありますが、
乾燥させることで、ピンと張った状態になります
乾燥したら、ふすまの縁と引手を付けて完成です!